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キッチンやトイレ、お風呂場などに設置されている換気扇。
屋内の空気を外部に出してくれます。

換気設備がなければ、調理の時の煙や、油を含んだ空気が
いつまでも内部にとどまったままとなりますし、
お風呂場の湿った空気も、そのままではカビの発生する原因になりますので
換気扇の役割はとても大きいといえますよね。

換気扇のパーツのなかで、排気する部分のことを「ファン」といいます。
代表的なものとして、シロッコファンとプロペラファンの2種類があり、
おおく用いられています。


今回はシロッコファンの特徴についてお話してゆきましょう。

シロッコファンは、おもに新しい住宅やマンションで
キッチン換気扇として用いられるケースを多く見かけます。
いくつも取り付けられた縦長い板が、排気弁となった筒状のファンで、
そこからダクトを通じて屋外へ排気する仕組みとなっています。

シロッコファンのメリットを特徴を挙げてみました。

①ほかの換気扇に比べて、動作音が少なく静かなこと
②ダクト式のため屋外に面していない場所（トイレ・お風呂）などでも設置が可能。
③電気代が安い
④気密性が高い

設置する場所に制限がないという点が、非常にメリットの高い換気扇です。


ひと昔前のシロッコファンは、掃除の際の着脱に大変手間がかかりましたが
最近では、ねじによる取り外しではなく、
ワンタッチ式に改良され、扱いやすくなっています。

また、ファンの羽の部分には、
油分が落ちやすくなる特殊なコーティングが施されていますので
お手入れは簡単です。

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